メカニズム
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リンパマッサージ
メカニズム
ではリンパのメカニズムについて少し詳しく見ていきましょう。排泄機能のところで2つのルートを説明しました。静脈のルートは心臓をポンプ役とした閉じた管からできているのに対して、リンパ液は心臓のようなポンプ役を持たず、筋肉の伸縮という圧力の低い開かれた管からできています。
そのリンパ管は皮膚の下3~5mmのところにあり、リンパ液の速さは、秒速たったの0.5cm以下です。これに就寝中や疲労時、緊張していたり寒かったりが加わると、ますますスピードは落ちてきます。そこで指圧によるリンパマッサージでリンパ液の流れをよくしてあげましょうというのです。
さて老廃物を排泄する、といっていますが、ではどこから排泄されるのでしょうか。先ほど主要なリンパ節は8箇所あると書きました。老廃物は左鎖骨下静脈(左の鎖骨の下と第1肋骨の上を通る比較的大きな静脈)でリンパ管と合流して心臓、腎臓、膀胱から体外に排泄されます。
すなわちリンパ液の最終出口は鎖骨だということですが、リンパマッサージを行う際にも、この最終出口である鎖骨から始めることになりますので、この鎖骨を覚えておいてください。さてここで、もう1度リンパのおさらいをしておきます。
リンパ液とはリンパ管内の余剰な水分、タンパク質、乳酸、脂肪、老廃物などを含む液のことで、静脈に入りきれなかったリンパ液がリンパ管(魚のエラのように開閉するふたがあります)に吸収されて、最終的に左鎖骨下静脈を経由して体外に排出されるというのがメカニズムです。